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認知症介護について

家族の認知症介護の心構え

私は同居する実母の
認知症介護を体験しました。

認知症に対する本を読んだり、
ネットで検索をしたりもしました。

そして、介護を仕事とされてる方の
お話しも聞きました。

ですが、こればっかりはある程度参考には
なりますが、逆に自分を苦しめてしまう
知識にもなります。

認知症の症状の出方は、十人十色。
それぞれ違うし、対応の仕方もこの人には
通じてもこの人には通じない等々が出てきます。

そして、介護のプロの方と
家族の介護では、100%違うところがあります。
それは、元気な時の思い出(過去)を
持っているかいないかです。

家族は少なからず、被介護者との思い出があります。
以前は談笑していたことが
できなくなってしまう病なのです。

それは、介護者の心がえぐられる思いです。

私もそれで何度涙を流したかわかりません。

私にとって母は、仲良しで大好きな人であり
尊敬する人であり、子ども時代の夢は
母のような母親になることでした。

それほどの思いのある人が
認知症になっていく姿をみることは、
とても辛いことです。

そして、認知症が一番残酷だと思うところは、
一番頼りにしている一番信頼している人に
よりキツく当たったりする病なのです。

 

被介護者本人も、認知症で変わっていく自分・・・
それを受け入れて平穏に過ごしていく、
なんてことは、並大抵の人は
できないんじゃないでしょうか。

 

なので、

 

介護する側の人がそれを受け入れて、
聞き流す、やり過ごす、
ということができれば一番です。

 

ですが、

 

これもまたできない(笑)

 

なにしろ、

物をとったと責められたり、
夜中に起こされて騒がれたり、
排便の不始末があったりと、

平静を保って対応するのは、
至難のわざの出来事が
次々と起こります。

認知症のせいだとわかっていても、
つい感情的になってしまい、
声を荒げてしまったり、言い争ったり。

冷静になると、そんな自分を
責めてしまったりもします。

なので、家族や大切な人が、
認知症になった時の覚悟は、

過去のそれまでの人に執着しないこと。

諸行無常です。

人は変わっていくのです。

その人との思い出は胸の奥底にしまって、

 

新たなステージへと旅立ったと
受け入れて、
もう、それを楽しむしかない!

 

赤ちゃんが奇想天外なことをして
可愛くて面白いように、
認知症の人がすることは、
面白いのです。

とはいえ、

実際、同居していると、
そうもいってられないのが実情です。

なので、一番は1人で抱え込まないこと。

ストレスを吐き出すこと。

イライラしてしまう
自分を責めないこと。

これが一番大切です。

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