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認知症介護について

加齢による物忘れと認知症による物忘れの違い

加齢による物忘れと認知症の違いは
なんだと思いますか?

一般的には、

加齢による物忘れは、
・物忘れを自覚している
・体験したことの一部を忘れる
・ヒントがあれば思い出す
・日常生活に支障はない
・判断力は低下しない

認知症による物忘れは、
・物忘れを自覚していない
・体験したことを忘れる
・ヒントがあっても思い出せない
・日常生活に支障がある
・判断力が低下する

となっていますが、
そんなに、パキッと今日から認知症です
みたいになるわけではありません。

実際は最初のうちは、物忘れの自覚があり、
本人も気にしています。
体験したことも覚えている時もあるし、
ヒントがあったら思い出せることもあります。

どちらかというと、

階段を一段一段下りるかのように
グレーゾーンだったものが、
徐々に黒へと変化していく感じです。

それも、行ったり来たり。
下ったかと思ったら、また上がったり。

認知症なのか!?
いやただの老化によるものだな!?
というラインを右往左往します。

私の母の例ですが、

例えば、買い物。

①頭で買おうと思っているものが普通に買える日々

②頭では覚えられなくなってきたので、
メモ書きを持って買い物に行くのが
普通になってきます。

③やがて、メモ書きを持ってきていることを
忘れてしまいます。

④買い物ができなかったのは、
スーパーに置いていなかったと言い始めます。

生活をしていて、どこかに行くついでに
帰りに立ち寄った時に、何を買うのか忘れる、
メモを書いていたのに、それを忘れる、
そんなことは普通の人でもよくあることです。

ですが、ここでの話しは、醤油を買い忘れたので、
買いに行ってこよう、とそれだけが目的で
買い物に出た時の話しです。

その場合は、よっぽど道中で何かない限り、
普通に人は①だと思います。

①②を行ったりきたりしていた頃は、
老人性のものかな?と勝手に思っていました。

②の状態がノーマルになっていき、
③の状態が出始めた頃は、おかしいな、と思い始めました。
④の状態は、完全に認知症です。

③くらいまでの頃は、
本人は、忘れてしまう自覚があって、
とても気にしていたので、
どうなんだろうと半信半疑でした。

本人の自覚があるかないか・・・

本人の自覚がなくなる頃には、
だいぶ進行してしまっていたりします。

あの半信半疑だった頃、
病院につながって、早く薬を飲んでいれば、
もう少し進行を遅らせれたかもしれません。

なので、

おかしいな、という症状が現れたら、
早くに地域包括センターに相談することを
オススメします。

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